フェレットの副腎疾患
フェレットの副腎疾患とは
副腎は動物が生きていく為に必要なホルモンを分泌する組織です。副腎疾患のフェレットちゃんは副腎より性ホルモンが過剰に分泌されることにより多様な症状が発原します。 1〜7歳とあらゆる年齢で見られ雌の方が多く発症します。 原因は6週令以前の不妊・去勢手術が考えられています。 病理組織学検査は良性または悪性の腫瘍および過形成であり、すべて同じ様な特異的な症状を示します。
診断
臨床症状以外に血液検査の※性ホルモン検査とエコー検査による左右副腎の測定を実施しています。血液検査はアメリカ(テネシー大学)の検査機関に依頼し結果が出るまでに1ヶ月位必要です。またエコー検査では副腎の大きさを見て異常を判定しています。
※性ホルモン検査《3種》
(エストラジオール・17ーOHプロジェステロン・アンドロステネジオン)
治療
外科的と内科的治療があり外科的治療は、5歳未満のフェレットちゃんに適応で左副腎の全摘出と右副腎はクライオガンによる凍結療法を行っております。老齢(5歳以上)及び手術で摘出不能なフェレットちゃんには、内科的療法としてルプロン(酢酸リュープロリン)の注射を行っております。